適応障害からの復職 初日~1カ月 あやうく一生懸命生きるところだった

この記事でわかること
・復職初日の気持ち、周りの反応がわかる

届けたい人
・休職中の人、復職前で不安な人、働くことに疲れた人

書いた人
・35歳男性2児の父 適応障害で4カ月休職 自己紹介はこちら

目次

復職初日

緊張はあまりなかった。この日がきたかという諦めの感情が強い。着たくもないスーツに袖を通し、乗りたくもない混雑した電車にのる。仕事に行きたくない気持ちはいつも変わらない。よし、普通だ。

幸い休職前にひどかった吐き気も電車ではなかった。頭痛もめまいもない。拒否反応は出なかった。もし何か症状が出たら引き返すつもりだったが会社までたどり着いた。

緊張はしていないつもりだったが、手首に装着しているウエアラブルデバイスのストレス値は高かった。平静を装っていても体はストレスを発している。休職直前は一体どんな数値を出していたのだろうか。もっと前からつけておけばよかった。

自席には向かわず、会議室の内線で上司を呼ぶように言われていたのでそうした。

雑談をして上司とともに事務所に入る。配属先で当たり障りのない挨拶をする。ここまで想定通りに事が進んだ。

配属先は前いた部署と同じフロアの別係。同じ勤務地というだけでぶり返す人もいることから、心療内科医からはできれば違うビルでの勤務を勧められた。会社にもその旨を伝えたが希望は通らず違う係への異動という形になったのだ。

休職中初期はこの異動は受け入れられなかった。同じ場所に戻るなんて無理だった。3カ月くらいすると気持ちも変わってきた。なんとなくできそうな気がしてきたため、この異動を受け入れた。やはり休むことは大事だ。

詳しくは休職期間中の過ごし方休職期間その2をご覧ください。

前の部署に挨拶に行く。半数は顔を上げず目も合わせない。自分にいい感情を持っていないことは雰囲気で伝わる。急いで引継ぎはしたが投げ出す形になったことは事実。嫌われて当然だと思うし覚悟していたことだ。おかげで腹をくくれたと思う。嫌われることを恐れない。

復職4日目

朝から気持ちが悪い。若干の吐き気がある。無理をせず休むことにした。

すんなり休むことができたのは、復職前に無理をしないと決めていたから。復職前に面談した際にいつでも休んでいいし、途中で帰ってもいいといわれていたことが頭の片隅にあった。そうでなければがんばって出社していたかもしれない。

会社を信頼しているわけではないし、守ってくれるとも思っていないから休んでいいという言葉も社交辞令と思っていた。

ただ、休まなければ続けられないと自分自身がわかっていたから今後も続けるために休んだ。線引きをした形だ。

休む連絡に対して何か小言を言われることもなかった。その点はすごく有難かった。会社が復職者のために何かできることというのは少ないかもしれない。ただ、調子が悪いときは休むこと、干渉しないことはお願いしたい。

頑張らないと決めている

頑張らない。復職前に誓った。絶対に無理をしてしまうから。そういう性分なのだ。変わることは難しいし変わる必要もないと思っている。頑張れるって本来は素晴らしいことだと思うから。

ただ、もしまた休職することになれば次はもっと休職期間必要かもしれないし、うつ病になって再起不可能の可能性もある。それだけは避けたい。だから頑張らないという極端な言葉を使った。

そして、健康より優先するものはないということを、身をもって知った。いくら休みがあっても病気では楽しめない。豊かな時間とは言えないのだ。

再休職となった場合、現上司にも迷惑がかかる可能性がある。

今の自分に求められているのは活躍することではなく、’’居続けること’’そう思うと無理することは誰も求めていないし必要ないと腹落ちできた。

休職したら辞めなければいけないのか?そうは思わない。会社も多分そうは思っていない。違う仕事を提案、条件を打診する限りは戻ってきてほしいと思っている。

辞めてほしいならば戻っても居場所、仕事はないと言うか、承諾不可能な条件を提示してくる。前職の様に。

詳しくは退職勧奨をご覧ください。

あなたが復職することで休職しても戻ってこれる、辞めなくていいんだということを他の人に示すことができる。現に私の部(同じフロア)では私を含め4人の休職者がいる。ほかの3人は私よりも年下。彼らに戻りたければ戻れると示すことが年長者の務めだと勝手に思っていた。

復職して一カ月が経って

復職1~2週間目はパワーが必要だった。働くことに慣れていないため疲労がたまる。事務所にいることに強いストレスを感じた。

新しいことを始めるにはエネルギーが必要。たとえそれが好きなことであっても。習慣に落とし込むまでには時間が必要である。嫌いな仕事ならばなおのこと。ストレスがあって当然。だから休む。休めるということ、定時で帰れることが必要だ。

ゆっくりと慣れていくことに会社(上司)の理解が必要。戻ってすぐに以前の様に働けると思われても無理な話だ。

上司に定時帰り、休むことの理解があっても同僚全てにその理解を当然求めることはできない。彼・彼女にもそれぞれ事情がある。だから嫌われることを恐れてはいけない。近くにいる彼らが実は一番遠い存在であることを受け入れる必要がある。自分の健康のために。

我慢が必要な部分
仕事内容も変わる。私の場合は管理の仕事が増えたため、雑用も以前より増した。これがずっと続くわけではないと思うけども、一番余力のある人間(復職者)に雑用が回ることは仕方のないことと理解できる。面白いことではないけれど。この点は我慢が必要な部分かと思う。

大事なことは何か
仕事をしていると忘れてしまう目的、自分の大事なもの。健康、子どもとの時間など。人の目を気にして犠牲にしてしまわないように。

気楽に生きる あやうく一生懸命生きるところだった

休職中~復職直前と繰り返し読んでいる本。
努力が報われるわけではない。一生懸命生きればすべてよくなると思っていたのにそうではなかった。一体何のレースに参加していたのだろう。
個人の努力だけではどうにもならないこともある。
他人の視線を気にせず自分らしく幸せに生きるにはどうすべきか。
仕事との向き合い方に疑問を持った時に一度立ち止まってみたい。エッセイなので読みやすい。

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この記事を書いた人

1986年生まれ。小学生頃から多汗症に悩まされる。中学以降多汗症及び赤面症により人目が気になる。HSP気質が増長される。
大学3年冬に右側の多汗症ETS手術を実施。2年後に左側も施術。
社会人になり、メニュエール病、適応障害を経験。普通の生活に不自由を感じ、それらの経験の記録の為ブログを始める。2児の父。

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